手摺・架台・壁下地など小さな強度計算でお困りの方へ│有限会社アクト

その手摺はもつか?

手摺の強度計算3

3回目は、アンカーの検討です。足元の図は以下です。

もう一度全体の状況を確認すれば、下図の略図です。
03-01.jpg
03-02.jpg
この図から、ボルト位置の引き抜き応力は以下となります。
03-03.jpg

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あと施工アンカー試験結果より

◆サイズM12+アンカー埋め込み深さ:45mm
◆上記の引き抜き耐力 95%信頼下限値=13140N

となります。

支柱は1箇所に付きアンカー2本で固定されていますから

支柱1箇所では、

13140N×2本=26280N

の引き抜き耐力が期待出来ます。
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さて、答えです。

22344N/26280N=0.837<1.0

よって、OKです。
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さらに、安全にするには、下式の様に
ボルト位置の引き抜き応力式を変更します。
03-04.jpg

分母の4cmを5cmにすると応力が小さくなり、安全側となります。
これは、ベースプレートの高さ寸法と応力が関係していることを表しています。
このポイントを覚えておくと、今後の判断に役立ちます。

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建築金物の施工図・小さな強度計算

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